「広島の明日を考える会」ブログ

弁護士落合洋司(東京弁護士会)が、広島、日本の明日を考えるブログです。

広島が果たすべき役割

昨年、オバマ大統領が広島を訪問し、私は、その直前に英国のBBCの取材を受け、その記事が世界へ配信されました。

 

そもそも広島の人たちは謝罪してほしいと思っているのか

www.bbc.com

私の父方の祖父は、原爆投下当時、旧制広島第二中学の英語教師で、広島市内で動員作業中に被爆し、戦後、数年で、おそらく被爆の影響により亡くなりました。母方の祖父は、当時、広島逓信局勤務の技師で、原爆投下当日はたまたま法事のため郊外の自宅にいて直接の被爆は免れましたが、業務や家族の捜索のため直ちに広島市内に入り入市被爆することになり、その影響で、翌昭和21年4月に亡くなりました。上記の記事は、そういった私自身のバックグラウンドを踏まえつつコメントしたものが掲載されています。

現在、日本を巡る安全保障環境は大きく変化し、日本の安全保障政策は大きな転換期にあり、また、日本国憲法についても、9条を含め改正へ向けての議論が活発化しています。単に、旧来のものを墨守して入れば安泰ということではなく、変えるべきものは変えて、より良い、より安全で平和な日本を目指さなければならないでしょう。その意味で、私は単純な護憲主義者ではありません。

ただ、その根底には、戦前、戦中において国策を誤り国内外で膨大な犠牲者を出し国土を焦土と化したことへの反省、二度と再びそのような惨禍を招来しないという決意がなければならないでしょう。世界で初めて核兵器が使用され、甚大な犠牲が出て今尚その後遺症に苦しむ人々が多数いる広島、全世界からそのような地として常に注目を浴び続ける広島が、日本の、世界の平和のために果たすべき役割には大きなものがあると私は感じています。

広島という地からどういう情報を発信し、何ができるか、すべきかということを、私も、今後、常に考えていくつもりです。